久しぶりの新生児との生活を過ごしています。
ずっと家の中(実家)にいるので、世間と隔離されたような空間ではありますが、時候もいいので、窓を開ければ気持ちいい風も入ってきますし、赤ちゃんのお世話の合間をぬって、長女ともゆっくり遊べるし、この生活も悪くないなぁと、のんびりした気持ちで過ごしています。
紙袋のすてきな活用法【その1】
長女との遊びのなかで、以前から気になっていた「紙袋で財布を作る」をやってみました。
参考にしたのはこちらです。
スタバの紙袋が手元になかったので、代わりにKALDIの袋で作りました。
手前の財布は、必要なサイズに切ったあとは道具は不要で、折り紙のように折るだけで完成します。
できあがったこれらの財布は、娘の「おかいものごっこ」用に使われますが、以下のようなシチュエーションでも大いに使えるのではないかと思います。
・野外フェス・ライブ
・ジョギング・マラソンのとき
・防災用品として
など。
貴重品はなるべく持ちたくないけど、持たざるを得ないときに活用できます。
それから今度、勇気をだしてこの財布をもってKALDIに行ってみようかな(笑)
紙袋のすてきな活用法【その2】
D&DEPARTMENTというロングライフデザインをテーマにしたストアがあります。
ここのショッピングバッグ(紙袋)は、不要な紙袋を各店舗で回収して、上からD&DEPARTMENTのラベルを貼ってリユースしているんです。
画像はサイトからお借りしました。
初めてお店で受け取ったときは衝撃的でした。でもうれしかった。
使えるものは循環させる、リユースするといお店のコンセプトの徹底ぶりと実践している姿勢に感銘を受けました。
企業やお店などの場合、一般論や、他社との競争だったりで、なかなか「こうあるべき」から外れたことをするのは困難です。
でも案外、「こうあるべき」は供給側の思い込みで、消費者はあまり気にしてないんじゃないでしょうか。少なくとも私はあまり気にしてません。
紙袋も「持ち帰る」という用途だけ適っていれば、リユースで構わないし、お店だって経費削減できます。地球規模でいえばとても大切な視点です。
「リユースする」「回収する」(UNIQLO、H&Mなど)が、今後の消費の流れにおいて当たり前になればいいなと思います。
話が少しそれましたが、D&DEPARTMENTは47都道府県に1か所ずつ拠点があるので、紙袋がたまって使い道がなかったら、ぜひ持ち込んでみてください。
ロングライフデザインの10か条
1. 修理……修理をして使い続けられる体制や方法があること。
2. 価格……作り手の継続していく経済状態を生みつづける適正な価格であること。
3. 販売……売り場に作り手の思いを伝える強い意志があること。
4. 作る……作り手に「ものづくり」への愛があること。
5. 機能……使いやすいこと。機能的であること。
6. 安全……危険な要素がないこと。安全であること。
7. 計画生産……あくまで計画された生産数であること。予測が出来ていること。
8. 使い手……使う側が、その商品にまつわる商品以外に関心が継続する仕組みがあること。
9. 環境……いつの時代の環境にも配慮があること。
10. デザイン……美しいこと。
D&DEPARTMENTの創設者、ナガオカケンメイさんの著書