風のように、踊るように

「いま、ここ」を紡いで、おもしろい場所へたどり着きたい。

モノを手放すっておもしろい!そこからつながる縁もある。

1月に引っ越しをして、2ヶ月が経ちました。


▶︎ 【引っ越しをしました】イライラの原因は家の狭さだった。そこから開放されて心晴れ晴れ。


引っ越しの時に、不要なものや使わないものをけっこう処分したけれど、決心がつかず、一緒に連れてきてしまったものもちらほら。


今日は、使わないけれど思い出がありすぎて手放せなかったモノを手放したら、ドラマテッィクな展開があった!というお話です。



【目次】

きっかけは夫のひと言

引っ越し後も、もともと整理整頓好きの夫は、着々と不要なものを片付けていたのですが、私はというと、引っ越し直後の勢いは停滞気味でした。


そんな時に「これ、結局どーすんの?」って夫に言われたものが、納戸にありました。

myギターです。


引っ越しの際に、「引っ越したら手放すわ。」と言ったのは確かなのですが、すっかり忘れていました。


このギターは、高校生の時にバンドを始めた時に、地元の楽器屋さんでお年玉をはたいて買ったFenderのテレキャスターです。
約5万円くらいでした。


バンドで5年くらい使った後、新しい別のギターを買って以来使わなくなって、ずっと収納スペースの奥で眠っていました。存在を忘れるくらいに。


でも、夫のひと言で「いい加減なんとかしなきゃ」とようやく重い腰をあげました。


愛用ギターの手放し方

いくら使っていないといったって、粗大ゴミとして捨てられるわけがなく、かといってメルカリに出品しても発送がめんどくさそうだし、早々売れるとも思えないし。

と思って、私が選んだ手放す方法は、友人だけに公開しているFacebookに【お譲りします】の投稿をするでした。

それでどうなったかというと。。。

以下、その時のことを投稿したツイート。
添付します。


そうなんです、早朝に投稿して、出勤するときにFacebookを再度見たときには、ほしい!と言ってくれる人が現れたのでした。


ということで、先週末、私の住んでいる隣駅にライブに来ていた友人のもとへギター担いで自転車に乗って会いに行き、直接渡して記念撮影もしてきました。



モノを手放してつながる縁もある

モノを手放すことでこんなドラマが待っていたとは、思っていませんでした。


しかも今回は、私がバンドをやっていた頃に、師匠と仰いで尊敬し、かつ大好きだった地元のバンドメンバーに拾ってもらって、「Myギター故郷へ帰る」的な展開になりました。



そして今回もうひとつ嬉しかったことは、facebookに私がこのギターのことをアップしたら、かつていっしょに同じ界隈で活動していた音楽仲間たちに、
「なつかしい〜!」とか、「これ担いで、スタジオに来た時のこと覚えてるよ!」とコメントもらったり、
高校の同級生からは「セーラー服で背負ってたギターはコレ?」ってコメントをもらったり、いろんな人から反応があって、思い出話に花が咲き、友達ともこの出来事を共有できたことです。


私が手放さずに、そのまま納戸に置きっぱなしだったら、使わないのにスペースだけ取ってじゃまだなーとか、これどうしよう?という思いなど、負の気持ちを引きずったままでした。



「目の前からなくなる」という意味では、捨てるも同じ。

だけど、私はいつも思い出が強いものを「ゴミとして捨てる」ことができません。


でも今回は「次にかわいがってくれる人に引き継ぐ」という、最高のかたちで手放すことができました。


さいごに

昨日、ギターをもらってくれた友達から、

「すげーいーよこれ!
いまスタジオで使ってる!」

というLINEをもらいました。


myギターの救世主!

私がそのまま持っていたら宝の持ち腐れになるところでした。



モノを手放すと、ときには思いがけないドラマが待っていることもあります。


いま何か手放そうとして踏ん切りがつかない人、それに期待してみてもおもしろいかもです!



モノを手放したらつながった縁。実はかつてこんなこともありました。
真ん中あたりに出てくる「Before」の見出しのところ、私ですw
これもかなり壮大なドラマでした〜

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