TSUTAYAにTポイントカードを更新に行ったら、旧作を1本無料で借りられるということだったので、遅ればせながら、前々から観てみたかった「365日のシンプルライフ」を借りました。
「365日のシンプルライフ」ざっくり要約
フィンランド / ヘルシンキ在住の主人公が、失恋をきっかけに自分の持ちモノ全てをリセットする”実験”を決意。
以下の4つのルールに基づいて、365日の“ 実験”生活を始めます。
1. 持ちモノ全てを倉庫に預ける
2. 1日に1個だけ持ってくる
3. 1年間、続ける
4. 1年間、何も買わない
※食料は弟が差し入れしてくれます
モノと向き合うなかで、「自分を幸せにする、人生で大切なものは何か?」を考えるドキュメンタリー映画です。
「自分だったらどうするだろう?」と考えたくなる映画
ドキュメンタリーということからもわかるように、盛り上がるシーンや泣かせるシーンがあるわけではありません。
ただ淡々とひとりの男性の“ 実験”生活を見守る作品です。
オフィシャルサイトにも「観るだけでは終わらない“自分ごと”映画」と書いてありましたが、「自分だったらこのルールにのっとって生活するとしたらどうすだろう?」とか、自分に置き換えて考えてみたくなる、観るだけで終わらない、考えるきっかけをくれる作品でした。
映画のなかで出てきたフレーズ。
生活に必要なのは100個くらい。次の100個は生活を楽しむため。所有とは責任であり、モノは重荷になる。
モノが自分の容量以上になると重荷になり、モノに支配される生活になってしまします。かといって生活に必要なモノだけなのは味気ない。
必要なものが満たされたあとなにを選ぶかに、人それぞれの考えや嗜好が表れてきますね。
ただ、そこを他人軸で考えてしまうと、見栄が入って、モノがあっても気持ちが満たされない、モノに支配されて苦しくなってしまう。
この映画の主人公は、彼女ができたことで、彼女との時間を過ごすためのモノを選び始めます。
「モノ<人」 。
「モノ>人」あらず、ですね。
断捨離がはかどりそうな予感?!
この映画を見終えて、自分だったらどうするかな?って私も考えてしまいました。
家族もあることだし、この主人公のような実験はできないけど、「1回モノをリセットして自分に本当に必要なモノを選びとっていく」という心持ちで、自分の持ちモノを見直し(断捨離)していけば、「もったいないから捨てられない」とか、そういう気持ちはなし!なし!ってことが素直に理解できます。
さいごに
この映画の原題「TAVARATAIVAS」は「モノ天国」っていう意味だそう。
もしこの映画の邦題がそのまんま「モノ天国」だったら、こんなに話題にならなかったでしょうね。
そう考えると「365日のシンプルライフ」って邦題、すっごい秀逸!
ミニマリストやシンプルライフに憧れる人は絶対気になっちゃいますもんね。
ちなみに主人公が365日かけて選んだモノはなんだったのでしょう?
気になる方はこちらのサイトをどうぞ!
【断捨離】『365日のシンプルライフ』でペトリが選んだもの(365個)を調べてみた ‐前編‐ - れいちぇ
【断捨離】『365日のシンプルライフ』でペトリが選んだもの(365個)を調べてみた ‐後編‐ - れいちぇ
TSUTAYAで借りてみたいと思われた方、「洋画ドラマ」とかそういうコーナーにはありません。「ドキュメンタリー」のコーナーにありますので、そこで探してみてくださいね。
「365日のシンプルライフ」のトレイラーはこちら!
youtu.be
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