先日、午前中に家のことを終わらせて、昼までには出かけたい、という日がありました。
その日はひさびさの晴天。
お日様のもと、カラッと干したい洗濯物がたくさん。とにかく洗濯物を最優先で家事をすることにしました。
夫は朝からフットサル。大人1人に乳幼児2人。うまく回さないとタイムオーバーしかねない。
家での遊びに飽きた4歳の長女が「ママのおてつだいするー」と私のところにやってきました。
ここのところ成長著しい長女。洗濯物干しをお願いすることにしました。
目的を伝えてあとは任せる
ピンチハンガーを手の届くところに吊るして、からまった洗濯物を私がほぐしてからお願いしました。
黙々と洗濯物を干す長女。誰も教えてないのに、ペアの靴下はとなり同士にするなど、A型の私よりぜんぜん几帳面なO型。
下着姿で失礼します。。。
ムダなピンチ使いもあるけれど、ピンチハンガー3つ分の洗濯物を干してくれました。
「わぁ、しっかり干せてるね!助かった〜!」
と私が言うと、とてもうれしそうでした。
なんだか、新入社員に仕事を教えている気分(笑)
緊急ではないけれど、やっておくとのちのちラクなことをお願いしてみた
気をよくした娘。「もっとおてつだいしたーい」とのことだったので、「ゴミ袋を取りやすいように一枚ずつたたむ」と「容器にとりあえず突っ込まれてたウエスを一枚一枚広げて重ねる」というのをお願いしました。

このお手伝いのねらいは2つ。
時間稼ぎと、緊急ではないけれど、やっておくとのちのちラクということ。
その間、私はメイクと授乳を完了。
おかげでこの日は昼前にお出かけができました。
4歳児の家事能力を侮るなかれ
上にあげたお手伝いのほか、お皿ふき、洗濯物たたみ、掃除機、雑巾がけ、野菜を切る、ごはんをよそう、などもやってもらっています。

4歳児にお願いする時のポイントは、完璧を求めないこと。
洗濯たたみの角が揃ってなかろうが、切ったキュウリのサイズがバラバラでもOK!
楽しいという気持ちと、役に立っているという気持ちを削がないように気をつけています。
次のステップにいけるようになったら、例えば、「掃除機は丸くかけるより、端っこから順々にかけたほうが、かけ残しがないよ」など、より良いやり方と理由を伝えてみるようにしています。
4歳児の能力を侮ってはいけない。
4歳になると理解力も高く、人の役に立つことに喜びを感じているのか、思った以上に戦力になってくれます。
子どものお手伝いは家の改善点を見つけるきっかけにもなる
子どもにお手伝いをお願いするとき、安全に、スムーズにしてもらえるようにという意識が働きます。
「掃除機かけをお願いしたいから、なるべく床にものを置かないようにしよう」とか、「自分で取れるように、ふきんを娘が届く高さに収納しよう」とか、単純明快、すっきりした空間をよりめざしたくなりました。
お手伝いによって生活力を身につける
娘には早いうちから生活力を身につけてほしい。
お手伝いが楽しいと思っているうちに、身の回りのことができるようになってもらえればうれしいです。家事をするのは自然なことで、家のことはお母さんがやってくれるのが当然という意識を植えつけられることもないでしょう。
あぶないからやらせないとか、時間がないから私がやってしまうだと、成長のチャンスを奪ってしまうことになりかねません。
時間はかかりますが、好奇心旺盛ないまがチャンス。
やらせてみて、娘自身が体験して生活力を身につけていってもらいたいです。
小学校の頃の私の担任が「学習能力が高い子は生活力がある子」と言っていたと母から聞いたことがあります。
お手伝いをすることで、自ら考え、工夫したりするので、学習における応用力も身につくということなんでしょうね。
たった4歳の娘ですが、家事をシェアすることができて本当に助かっています。
それとともに娘の成長を目の当たりにしてうれしいです。